カテゴリー: 谷内亮太

 今季限りで現役引退した日本ハムの谷内亮太内野手（32）が来季、内野守備走塁コーチに就任する見込みであることが5日、分かった。   チームは4日時点で今季両リーグワーストの92失策を記録しており、守備強化の適役に期待がかかる。球団は人間性も高く評価しているとみられ、首脳陣とのパイプ役に期待される。現役時代はヤクルト、日本ハムで内野全4ポジションを守れるユーティリティー性を武器に活躍した。

　2013年にドラフト6位でヤクルトへ入団。19年に日本ハムへ移籍し「守備じゃないと生き残れない」と守備力に磨きをかけて居場所を築いてきた。印象に残る試合には、三ゴロをさばいて試合を締めた昨年のソフトバンク戦を挙げ「日々練習してきた成果が出た場面」と胸を張った。

ヤクルト、日本ハムで通算11年プレーした谷内亮太内野手（32）の現役引退セレモニーが行われた。   暗転したエスコンフィールドでマイクの前に立った谷内は「ファンの皆様にはたいした成績も残せず中途半端な選手である僕にも球場で声援を送って下さり、背中を押していただきました。正直辛く苦しいことが多かった現役生活ですが、家族のおかげで頑張れた。最後までエネルギーを与え続けてくれて本当にありがとう」と涙をこらえながら挨拶した。   谷内が「大好きなファイターズで引退出来て幸せです」と頭を下げると、大きな拍手に包まれた。

ー特に衝撃を受けた選手は
「やっぱり（ヤクルトに）入って最初に１軍キャンプに行った時に、宮本さんがいて、岩村さんがいて、田中浩康さんがいて、 こんなところでやるのかって思ったのが最初だったんで、レベルが全然違うなって、その時に思いました」

ーレベルの違いとは
「正確性もそうですし、プレーのスピードとか状況判断も含めて、なんか付いていけないなって思ったところも入った時は正直あったので、そういうところですかね」


ーヤクルトでプレーした期間はどんな期間だったか「やっぱり野球の基本を再度、教えてもらったというか、自分の今のプレーの基礎になっている部分は、ほとんどスワローズの時に教えていただいたことだと思う。あの期間がなければ、今の自分はないと思います」

日本ハムの谷内亮太内野手（３２）が、今季限りで現役を引退する。すでに球団に意向を伝えており、近日中にも正式に発表される見込みだ。２０１２年ドラフト６位でヤクルトに入団してから、プロ生活１１年。チームが変わってもひたむきに白球を追い続けてきた仕事人が、最後は潔くユニホームを脱ぐ。

木村に続き、谷内も――。日本ハム・谷内亮太内野手（32）が今季限りで現役を引退することが18日、分かった。近日中に発表される。

二遊間を中心に内野全ポジションを守れるユーティリティー性を武器としたスーパーサブで、すでに球団にはユニホームを脱ぐ意向を申し入れている。26日にエスコンフィールド北海道で会見を開き、本拠地で行われる翌27日のロッテ戦で引退試合となる。縁の下の力持ちとして、チームを支えてきたベテランが、またもユニホームを脱ぐ。この日、35歳で野手最年長となる木村の引退が発表されたばかりだが、32歳の谷内も大きな決断を下した。この日、球団側へ今季限りでユニホームを脱ぐ覚悟を伝えたという。