【オリックス】安達了一が今季限りで引退決断 潰瘍性大腸炎にも屈しなかった守備の名手

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【オリックス】安達了一が今季限りで引退決断 潰瘍性大腸炎にも屈しなかった守備の名手

 オリックス・安達了一選手兼任内野守備走塁コーチ(36)が、今季限りで現役を引退することが10日、分かった。この日までに意思を伝え、球団側も了承。先に引退会見したT―岡田と同じ1988年生まれの名手も、13年間の現役生活に区切りをつけることを決意した。

 昨年は自己最少の23試合に終わり、オフに球団からコーチ兼任を打診された。選手としての活動を中心とし「若い子にはどんどん、積極的に教えてあげられれば」と指導にも力を注いできた。今季はT―岡田とともに野手最年長。シーズン序盤は代走や守備固めなどで出番を増やしていた。

 ところが、5月1日のロッテ戦(ほっと神戸)で流れが変わった。守護神・平野佳がNPB通算250セーブを懸けたマウンドで1試合3失策。「試合を壊して申し訳ないです。ファンの方にも申し訳ないです」と深く落ち込んだ。厳しいプロの世界を生き抜くことができたのは、堅実な守備力があったから。立ち上がり、懸命に気持ちを奮い立たせてきたが、自身の今後とも向き合うようになった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/70436f53e6bdc2b73de626cac15e7602e714582e


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