
優勝マジック1としていた阪神が7日、2023年以来、2年ぶり11度目(1リーグ時代4度を含む)のリーグ優勝を決めた。90年の巨人の9月8日を上回る2リーグ史上最速でのV決定。就任1年目の藤川球児監督(45)は球団創設90周年で初めて新人指揮官としてリーグ制覇を成し遂げた。 阪神は2回、高寺の左犠飛で先制。6回は近本の中犠飛で加点した。先発の才木は5回先頭、石原に頭部死球を与えて退場となったが、湯浅、桐敷、及川、石井、岩崎の継投で逃げ切った。藤川監督は5度、選手らの手で胴上げされた。 圧倒的な強さでゴールテープを切った。就任1年目の藤川監督が頂点に立った。1985年の吉田義男監督、2023年の岡田彰布監督も就任1年目でリーグ制覇を成し遂げたが、いずれも再登板。球団の新人監督としては初めてチャンピオンフラッグをつかみ取った。
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