印象に残るヤクルトの助っ人www

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2: 風吹けば名無し 2022/02/23(水) 20:30:23.00 ID:D5HKqsiW0
元ヤクルト通訳が選ぶ「記憶に残る助っ人ベスト5」。問題児、超愛妻家、日本記録保持者の名前がずらり

突然バーテンダーに⁉︎
ジェイミー・デントナ(2009〜10年)

217試合/180安打/打率.263/36本塁打/133打点

 高田繁監督時代の外国人選手で、一部のファンの間で髪型が大泉洋を彷彿とさせると言われていた。来日1年目の2009年は打率.276、21本塁打、83打点とまずまずの成績を残した。

「なかでも印象に残っているのは、クライマックスシリーズのファーストステージの中日戦。この年、防御率1位のチェン・ウェイン(現・阪神)から逆転2ランを放ったんです。あの1本は今でも鮮明に覚えています」

 だが2年目は、不振から左打者のジョシュ・ホワイトセルとの併用になり、とくに相手が右投手の時はベンチを温めることが多くなった。

 ある名古屋遠征でのナイトゲーム終了後、近藤通訳とデントナは行きつけのバーで一緒に酒を飲んでいた。翌日の試合で相手の先発予想が右投手だったため、出番がないと思っていたデントナの酒の量は増えていた。

「同じテーブルにいたはずのデントナが、気がつけばいなくなっている。どこに行ったんだろうと店内を探したら、カウンターの中でシェーカーを振って客にふるまっていたんです。そんな茶目っ気のある選手でした」

 近藤通訳はその日は先に帰宅したのだが、翌日の試合前、デントナが尋ねてきた。

「コウジ、なぜか知らないキーを持っているんだけど......これはキミのか?」

 なんとデントナが持っていたのは店のキーで、閉店時のカギ閉めまでやっていたのだ。結局、その日の試合後もそのバーに行くはめになってしまった。もう10年以上も前のことだからこそ明かせるエピソードである。

https://sportiva.shueisha.co.jp/smart/clm/baseball/npb/2022/02/23/post_39/

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