中日・金丸夢斗が笑顔満開のプロ初勝利「10度目の正直で勝つことができた」 スタンド両親へ思い語る

no title

中日・金丸夢斗が笑顔満開のプロ初勝利「10度目の正直で勝つことができた」 スタンド両親へ思い語る

 中日のドラフト1位、金丸夢斗投手(22=関西大)が10度目の先発登板に臨み、8回、116球を投げ、6安打3失点でプロ初勝利を挙げた。

 本拠地のヒーローインタビューで金丸は「ありがとうございます。序盤はバタバタしましたけど、要所要所でしっかり抑えられて良かったです。もっと早く上がりたかったんですけど、やっと勝つことができて良かったです」と話すと、大きな拍手が起きた。

 初回は2三振を奪うなど3者凡退で立ち上がったが、1点を先制してもらった直後の2回に中川に左越え1号ソロを浴びて同点とされる。その裏にチェイビスの左越え2号ソロで勝ち越してくれたが、3回2死二塁から中野に中前適時打されて同点とされるなど、なかなかリズムをつかめなかった。

 それでも3回に3点を勝ち越してもらった。4回に佐藤輝に中越えソロを浴びたが、5回2死一、三塁のピンチでは森下を三ゴロに打ち取った。

 5回の攻撃。4点差に広がり、さらに2死一、三塁で井上監督は金丸を打席に送った。指揮官の思いに応えるように6、7、8は3者凡退に抑え、しっかりと試合を作って救援陣へバトンを渡した。6三振を奪い、無四球だった。

 「もっと最初からやっておければよかったですけど、次は序盤からしっかり抑えられるようにやっていきたい。(尻上がりの投球は)そこが自分の持ち味でもあるので、疲れてきても球威が落ちないような投球ができるように頑張ります」と先を見据えた。

 メヒアからウイニングボールを受けとった金丸は、登板日にずっとかけつけてくれたスタンドの両親に向け「ずっと試合を見に来てくれていたので、なかなかいい姿を見せられなくて悔しかったですけど、10度目の正直で勝つことができたので、いい姿をみせられたのではないかと思います」と目を輝かせた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b587151b69a12aead28dcdd88d668bc36707c0f


続きを読む