2: 名無しさん 2023/07/20(木) 08:34:01.72 ID:2b2QIbvU0
大失速の日本ハム「これじゃ変わらない」 OBが厳しい指摘…最下位転落で迫る“決断の時”
新庄剛志監督が就任して2年目の日本ハムは、35勝50敗の最下位に転落し球宴休みを迎えた。交流戦を勝ち越し、6月23日には借金を3まで減らしたものの、そこから急失速し前半戦の最後は10連敗。一時は視界に捉えていたAクラスも遠のいてしまった。チームOBで、通算2012安打を記録している田中幸雄氏は、ここまでの戦いを見た上で日本ハムの再建には「あと2、3年かかる」と厳しい見方。今後の戦い方をどうすべきか、また起爆剤となりうる選手の名前も挙げてくれた。
日本ハムのチーム防御率はパ・リーグ1位の2.90。勝ち星を思うように伸ばせていない原因は、打線にあると田中氏は見ている。「接戦を落とすことが多いのも、打ち負けている気がします。昨年に比べたら選手個々は成長していると思います。でもレギュラーがまだ足りない。特に二遊間に、固定した選手をつくってほしいですね」と課題を挙げる。
昨季は新庄剛志監督が開幕前に「1年間かけてのトライアウト」と宣言。実際に出場できる選手全員に1軍でのチャンスを与えた。そして新球場「エスコンフィールド北海道」が開業しての今季は「優勝しか目指しません」と口にしてのシーズン。田中氏はこの言葉に、選手たちもプレッシャーを感じているのではないかと指摘する。
「3年後に強くするという方針なら、これはという選手をレギュラーに固定して、多少結果が出なくても使い続けるという方法があります。試合の中で学べるものはそれほど大きいですから。でも目の前の試合を勝とうとすれば、そうはいかない。まだ経験が少なく、調子の波の激しい選手が多いので、その時の状態で変えざるを得ません。ファイターズくらい、スタメンが変わっているチームはないですよね」
日替わりのスタメンには、選手が成長する機会が削がれるという側面もある。「試合に出たり出なかったりでは……。これじゃ変わらない。去年のトライアウトで見極めが済んだかと思えば、まだそこまで成長していない。1度強い世代ができればいいんですが、それにはあと2、3年かかるように思います」。あくまで今季の成績を追うのか、それとも来年以降を見据えるのか、決断の時期は迫っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5bcdb3de97b008f4e230f86fe8114747522169a
続きを読む