大田泰示、現役引退を決断…DeNA戦力外34歳 NPB他球団からオファー届かず 巨人、日本ハム経てプロ16年
巨人、日本ハムを経て今季までDeNAでプレーした大田泰示外野手(34)が現役引退を決断したことが14日、分かった。10月1日に戦力外通告を受け、現役続行を目指してトレーニングを続けたが、NPB他球団からのオファーがなく、16年間のプロ野球人生に区切りをつけると決めた。
広島・福山市出身。東海大相模で高校通算65本塁打を放って強打の遊撃手として注目を集め、08年ドラフト1位で巨人入団。松井秀喜さんの背番号「55」を継承した。もがきながらも着実に成長し、17年から日本ハムに移籍すると、レギュラーをつかみ19年に自身初のシーズン20本塁打、20年にゴールデン・グラブ賞のタイトルも獲得した。
21年オフに自由契約になると、22年からはDeNAでプレー。持ち前の明るさと躍動感あふれるプレースタイルで、すぐに横浜のファンの心をつかんだ。だが、プロ16年目の今季は開幕前に「左ハムストリング肉離れ」で離脱。故障が完治した後は2軍で元気な姿を見せ、イースタン・リーグでは70試合で打率2割6分4厘をマークしたが、同じ外野手のルーキー・度会や蝦名、梶原ら若手の台頭もあり、プロ入り後初の1軍出場なしに終わっていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/77f4d28d7142f0645600ca9229e73224bc45fca6
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