《強制わいせつ致傷で捜査中》“WBC侍ジャパン”西武・山川穂高(31)を直撃「妻がいるのに他の女性と遊んでしまった」「無理矢理するほど、いかれてないというか(笑)」
「『文春オンライン』です。A子さんはご存知ですね?」と声をかけると、山川は驚いた表情で、「はい」と返事をし立ち止まった。
――警察から聴取を受けていると聞いています。そのことについてお話をうかがいたい。警察からの聴取を受けたのは事実ですか。
山川 事実です。
マンションの入り口だったせいか、「場所を変えてもいいですか」と山川は記者を人目に付きにくい場所へと誘った。
――事件の日、お二人で焼き肉を食べ、現場となったホテルにいった経緯を教えてください。
山川 まず事件というか、そういうふうになっているのは認めますが、詳しい経緯っていうのは僕いま2人弁護士つけていますんで、その方(A子さん)の弁護士と話をしているので僕の方から言えることは今のところないんです。お互いの弁護士が話をしていますので、そこからちゃんとした話になるんで、今のところは。
――被害届が提出されているということは、A子さんは山川選手から無理矢理わいせつな行為をされ、けがをさせられたと主張しているということです。山川さんの認識はいかがですか。
山川 僕は完全に違うと思っていて自信をもって言えますが、ここは書いて欲しいというか、そこは否定していますし。
――否定の部分と言うのは。
山川 無理矢理したっていうのは確実に否定しています。ただ詳しい内容については言いたいこともいっぱいあるんですけど、弁護士が話している最中なので、今のところどうこう言うつもりはない。
まだ起訴になるか、不起訴になるかの話の最中です。僕としてはもちろん不起訴になる事案であろうと思っている。ただ、相手が納得していない部分もあり、相手が弁護士をたてているので僕もちゃんと弁護士をたてて。球団にもそれは説明していますし。
――ホテルに行くのも自然な仲?
山川は時折笑みを浮かべながら…
山川 言いたいけど、これは言えないっす。
時折笑みを見せながらも記者の問いかけに淡々と応じる山川。主張には、このあと自らが何度も繰り返すように「絶対」の自信があるということなのだろうか。
山川 弁護士と話がついたときに、僕の口から説明する場を持つつもりですし。ただ弁護士から今は言わないでほしいといわれているので。ちゃんとしてから、僕の口からも説明したいです。
――そもそも山川選手はご結婚されています。
山川 (妻に)すぐに言いました。すぐに言ってすぐに謝りました。大変申し訳ない、ごめん、と。本当ごめんって言ってちゃんと伝えましたし、奥さんからは「馬鹿だね」みたいな。
――「ごめんね」というのは既婚者でありながら別の女性とホテルに行ったことについて謝罪した、ということでしょうか。
山川 はい、奥さんがいながらこういうことをしてしまった。去年の11月、オフの話ですけど、お酒を飲んで焼き肉を食べて、そういうことになってしまったこと、それについては経緯を説明して、まあごめん、本当にごめんと言って。奥さんもそれに対しては馬鹿だねえ、と。それについてめちゃくちゃ怒られて。
怒られはしましたけど、まあ今、結構大事な事件になってしまっていて、表には出ていなかったけど、それがいずれ表に出るでしょう、という話はしていましたし、本当に迷惑をかけてごめんと伝えました。ただ、本当に無理矢理はしていないので、これだけは100%、確実に、刑事の人とかに確実に言っている。そんなことをするわけがない。
――たとえば酔った勢いで、ということもなかった?
山川 いや僕お酒強いですし、お酒を飲んで酔っ払った勢いとかそうとかでもないです。もうぜったいに力とか、相手がめちゃめちゃ嫌がっているのにっていうことは絶対にないんですが、それ以上深い話は弁護士に……。
――A子さんについてはどういう思いなのでしょうか。無理やりだったか否か、というところで主張が食い違っていますが、A子さんがけがをしたのは事実です。
山川 はい、事実。まあ事実なんでしょうね。事実だと思うんで、えーそうですね、ただ本当に、彼女は無理矢理されたといっているからこういうことになっているんだけど、多少なりけがをさせてしまったことは申し訳ない、という思いです。ただ無理矢理したということが論点であるならば、絶対にそうではないので。
――普通の行為のなかで、けがをさせるに至ったということでしょうか。
山川 まあ、そういうけがを相手がしたことは、ちょっとひっかいちゃったのかなと思っているんですけど。それでけがをさせてしまったのは本当に申し訳ないと思っていますけど、無理矢理では絶対にない。無理矢理するほど、なんていうんですか、いかれてないというか(笑)。
詳しい話は、これはそもそもまだまだ警察が捜査している段階でどうなるのかっていうのはあるけど、僕はここまでで……。
――A子さんとはそもそもどんな関係だったのですか?
山川 ああ、まあ飲んだりする仲でしたよ
――何回くらいですか。
山川 5回くらいですね。
――どのくらいのスパンで?
山川 うーん、何年くらいか、数年って言い方でいいですね。
――数年前に出会って5回程度。
山川 2人ではないけど、知り合いとかも交えて飲んでいた仲で、仲良しでしたし。
記者が「そうした関係の女性はほかにもいるのですか?」と尋ねると、山川は少し笑みを浮かべ「というと?」と話しを促した。
――有名選手ですから、女性と出会う機会も多いのでしょうか。
山川 ああ、飲んだりする機会はありますよ。それはあるし、ないといったら嘘になるし、飲むことも過去に何度もあります。普通に仲良くしている女性もいますけど、飲み友達としてね。
――もう一点、遠征先のホテルに女性を呼んだことがあったかと思いますが、ホテルでの飲み会は野球選手にはよくあることなのでしょうか。それとも特に親密だから呼んだ?
山川 すごいっすね。全部知っているんですね。あんまそういうのは自分の口から、ほかの選手がどうとかは言いたくないので。僕はそのときは、試合も見に来るっていう話だったので、そのついでに一緒に飲もうというところはあった。
――山川選手が呼んだのでは?
山川 そうっすそうっす、呼んだんですけど、呼んだのも会おうって話になって。試合も観たいってことだったので、試合を見たあとに飲んだっていう。
――今回の件については「大事」とご自身も言っていますが、警察も動き、ご家族に対して申し訳ないと。
山川 それはもちろん家族もそうですし、自分がオフとはいえ、オフの期間にそういうことをやって、今となって大事になって、大変申し訳ないことをした。家族もそうですし、ファンの方も含めて僕に関わるすべての人に迷惑をかけてしまうということに大変申し訳ないという思いはあります。
ですが絶対に無理矢理って言うことはないんで、絶対。絶対にないっていうことは自信をもっていえますし、そういう、なんだろな、僕からしたらやっぱ絶対にそういうことはないので。
ただ妻がいるのに他の女性と遊んでしまった、それに対してはこのご時世ですし、自分はものすごく反省しましたし、妻にも頭をさげて、娘もいますし。自分の一瞬の欲望というか感情で、綺麗な女性と遊んでしまったというのは思います。しかし、そこで無理矢理っていうのが論点になっているのなら、絶対に違う。
――そこで山川選手とA子さんの主張が食い違っています。
山川 相手が主張している点、無理矢理って言うところ。それは絶対にない、と絶対に否定する。警察や弁護士の人にしっかり話している。弁護士から話しがあると思います。
そういうと山川は自宅の玄関へと向かい、帰っていった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e43f66157ea9097e47c895e55b1a18ca01a2aef?page=3
続きを読む