1: 名無しさん 2023/10/18(水) 11:45:55.10 ID:r2KKe2vv0
【巨人】阿部慎之助新監督「ど真ん中投げろ」 畠世周、横川凱らに大谷のWBC決勝引き合いに出し直接指導
巨人の阿部慎之助新監督(44)が15日、投手陣の整備へ「ど真ん中指令」を出した。G球場秋季練習のブルペンで畠、横川らに直接指導。「ど真ん中に投げ込む度胸があるかないか。最後はそういうところ」と、3月のWBC決勝で9回2死、マイク・トラウトを真ん中の剛速球で追い込んで最後は三振に抑えた大谷翔平を例に出し、意識改革を求めた。四隅を狙ってボール先行になるなら、思い切り腕を振れ―。逆転の発想で的確な助言を送った。
シンプルな言葉で潜在能力を刺激した。阿部新監督は畠、横川の投球練習を背後からチェック。「ど真ん中を狙って投げてみて」と背中を押した。前日14日の初日は対話と観察に重点を置いたが、雨で室内練習となった2日目のこの日、身ぶり手ぶりで初めて本格的に指導。強く腕を振る姿を見て何度もうなずいた。
「逆の発想じゃないけど、コースを狙って真ん中に行くのが打たれるんでしょと」。厳しいコースを意識しすぎて腕の振りが弱くなれば、球威、制球ともに精度が下がる。それならば、打てるもんなら打ってみろ、ぐらいの気概で投げ込む方がいい。「ど真ん中に投げるのも難しいと思う」。真ん中狙いの強い球が適度に散るのは相手にとって脅威。その思考を共有し、眠れる力を呼び起こした。
感化されたのは球史に残る名勝負だ。「WBCの最後見てみて。トラウトと大谷くん。もちろん大谷くん級のピッチャーは(巨人には)いないんだけど。アウトロー狙ってた? あれが理想、目標にしていきたい勝負かなと思う」。決勝の9回2死、1点差で実現したスター対決。大谷は160キロの真ん中付近の剛速球で追い込み、最後は空振り三振に抑えて帽子を投げ飛ばした。あの強じんなメンタルを最高の手本に挙げた。
それだけではない。この日の朝、テレビのスポーツニュースで米大リーグのポストシーズンをチェック。「最後、アウトローじゃなく、ど真ん中で三振して終わった。今日言おうと思っていたから、そうなんだろうなと」。もともと、ど真ん中指令を投手陣に出すつもりだったが、レンジャーズが12年ぶりにリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた試合でのレクラクの投球シーンを再確認した上でグラウンドに出た。
https://hochi.news/articles/20231015-OHT1T51244.html?page=1
続きを読む