1: 名無しさん 2024/02/26(月) 21:10:22.64 ID:sSzUA1ZU9
球団側に“怒り”も…プロ野球、契約更改を保留した6人。フロントとの”銭闘“を経験した選手たち
球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。オフシーズンには契約更改が行われ、各選手の今季契約が締結された。近年の契約更改では大きな問題もほとんどなくなったが、かつては球団側の提示額に納得できず、記者会見で怒りを露わにする選手も珍しくなかった。ここでは、契約更改で不満を見せた歴代選手を紹介したい。
中村紀洋
日本球界屈指のスラッガーとして、NPB通算404本塁打を放った中村紀洋。中村もまた、契約更改で球団と闘った選手だった。
渋谷高ではエース兼4番打者を務め、チームを甲子園に導く活躍。高校通算35本塁打の実績を引っ提げて近鉄バファローズに入団した。
1995年から徐々に頭角を現し始め、2桁本塁打の常連となった中村。2001年には打率.320・46本塁打・132打点と持ち前の打棒を爆発させた。
その後、メジャー挑戦を経てオリックス・バファローズに復帰するも、けがの影響もあり不振に終わる。球団側は減額制限を大きく超える金額を提示したが、中村は公傷を主張し平行線に。6度の交渉も実らず退団となった。
福留孝介
PL学園高時代に高校生離れした打撃を披露し、近鉄バファローズからドラフト1位指名を受けるも入団拒否。日本生命を経て中日ドラゴンズに入団すると、入団4年目となる2002年に打率.343で首位打者を獲得。
その後も中日の主軸打者として活躍を続け、リーグ優勝を果たした2006年は打率.351・31本塁打・104打点と圧巻の数字を残した。
シーズンMVPを獲得したこともあり、大幅昇給が見込まれていたが、球団からの提示額には納得いかず保留。「誠意は言葉ではなく金額」という言葉を残したほどだ。
井端弘和
プロ4年目にレギュラーを獲得すると、球界髄一の遊撃守備とつなぎの役割を全う。打撃面も年々向上し、2005年は全146試合に出場し、打率.323のハイアベレージを残した。
大幅な昇給が期待された一方、同年オフに提示された年俸額は、井端の想定額に到底及ばず。「金額を見た瞬間に足がガクガクになりました」とショックを露わにした。
この事態を球団側も重く見たのか、前回の提示額を大きく超える金額で更改。最終的には大幅昇給を勝ち取ったシーズンオフだった。
森本学
入団後しばらくは控え、あるいは守備固めといった起用が多かったものの、2009年は松田宣浩の故障もあってキャリアハイの95試合に出場。
だが、球団からの提示額は自らの希望額には届かず。「レギュラーだけで試合をやってみてください」と主張した。改めて、控え選手の大切さを認識する一件だったと言えるだろう。
杉内俊哉
「携帯会社と同じで既存契約には冷たい」と痛烈な言葉を残した杉内俊哉。球団に対する怒りは相当なものがあったのだろう。
この一件をきっかけに球団との溝が深まり、2011年オフにFA権を行使。読売ジャイアンツで現役生活を終えることとなった。
関本健太郎(賢太郎)
プロ8年目を迎えた2004年、サードやファーストで出番を獲得し、110試合出場で打率.316をマーク。2006年には規定打席に一歩届かなかったが、打率.301を残した。
その年の契約更改では、担当者があくびをしたことを理由にサインせず保留を決断。関本本人は後に謝罪したが、2回目の交渉では1回目の提示額を大きく上回る金額を提示され、思わぬ形で年俸アップを勝ち取ることとなった。
https://www.baseballchannel.jp/npb/166887/
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