公園で石を投げて来た子に野球を教える…野宿者334人分の話まとめた冊子発行

1: それでも動く名無し 警備員[Lv.10] 2024/08/22(木) 08:32:06.40 ID:fFhINSdl0
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今回のテーマは「ふるさとから『遠く』離れて」。登場する人たちの出身地は北海道から沖縄まで全国各地。仕事を探したり、親から逃げたりと、様々な背景の人が川崎に集まっていた。枕元に父親や母親の遺影を飾っている人、話しながら号泣する人もいた。   

地域と関わりを持つ野宿者の話も聞いた。公園で野宿していた50歳代の男性は、中学生グループから石を投げられていたが、グループの中で一人、壁に向かってボールを投げていた子をキャッチボールに誘った。男性は山口県で過ごした高校時代、野球部でピッチャーだった。中学生たちは「野球を教えて」と誘いに来るようになり、母親たちともあいさつするようになったという。   

冊子に登場する人のほとんどは、聞き取り後、支援施設に入ったり、移動したりして、現在の状況はわからない。それでも水嶋さんは「一人一人のことを覚えている。それぞれの話は生きることの意味を教えてくれている」と語る。


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