下半身まひの元巨人・クロマティ氏が涙…38年前の乱闘相手・元中日の宮下氏がリハビリ現場に激励訪問

1: 名無しさん 2025/03/07(金) 09:45:50.22 ID:ySdNGcd49
下半身まひの元巨人・クロマティ氏が涙…38年前の乱闘相手・元中日の宮下氏がリハビリ現場に激励訪問

 元巨人の助っ人選手で、下半身まひの車いす生活をするウォーレン・クロマティ氏(71)のリハビリ現場に、38年前に殴打された乱闘相手の元中日・宮下昌己投手(60)が激励に訪れた。公式YouTube「クロマティチャンネル」が6日、その動画を公開した。

 3年前の脊柱管狭窄症で歩けなくなったクロマティ氏は、現在日本で週5日のリハビリに通っている。昨年末にその現状と同氏を支援するクラウドファンディング発足のニュースを見た宮下氏が「少しでも力になりたい」と、千葉県浦安市のリハビリ施設「浦安ロボケアセンター」に駆け付けた。約5年ぶりの再会に、2人は「ミヤシター!」、「兄貴~!」と熱い抱擁を交わすと、クロマティ氏は感激の涙をこぼした。

 2人の縁は、遡ること1987年6月11日、熊本藤崎台球場。デッドボールを当てられたクロマティ氏が、マウンドまで突進して宮下氏の顔面に右ストレートをぶち込んだ事件は、有名だ。のちに野球のテレビゲームでも再現されたほどの、プロ野球史に残る大乱闘だった。

 そんな因縁の相手とは、これまでもテレビのバラエティー番組で共演するなど交友関係が続いていた。宮下氏は「クロマティ兄貴は、引退後もいつも私のことを気にかけてくれる優しい先輩。長期間のリハビリは、周囲が思うよりはるかにつらくしんどいはず。少しでも陣中見舞いができればと、お邪魔しました」と話した。

 汗だくになるまでリハビリをサポートすると「すっかり足が細くなっていて、涙が出そうになっちゃった。でも、大丈夫。まだまだ元気な姿でグラウンドに立ってほしいし、ヒーローだから、きっと治してくれますよ」と、メガネの奥の瞳を潤ませながら激励した。

 現在、城西国際大軟式野球部の監督を務めながら、米・鶏卵販売の「宮下商店」を経営する宮下氏は、クロマティ氏に内緒で、クラウドファンディング「for Good!」を通して、多額の支援金も寄付していた。

 クロマティ氏は、差し入れでもらった米と卵を堪能しながら、「ぶん殴ってしまったボクをずっと心配して、助けてくれるミヤシタは、本物のナイスガイ。いつか一緒にグラウンドを歩くために、今後もリハビリをがんばるよ。勇気をくれてありがとう、ボクたちは一生ブラザーだ」と、涙ながらに感謝していた。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/03/06/kiji/20250306s00001173297000c.html

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