阪神・岩崎 残留決断!生涯タテジマ濃厚!! 4年総額8億円「タイガースで優勝したい」が決め手
今年4月に国内フリーエージェント(FA)権を初取得した阪神・岩崎優投手(31)が23日、残留を決断した。近日中に発表される。権利を行使しての「宣言残留」が決定的で、シーズン中から交渉を重ねてきた球団からは4年総額8億円程度の大型契約を提示され“生涯タテジマ”も濃厚。プロ9年間で果たせていないリーグ優勝への渇望が決め手になった。岡田彰布新監督(64)を迎えた新体制でも不可欠な存在で、覚悟を決めて頂点を見据えた。
聖地のマウンドから見たい景色がある――。岩崎が求めたのは新天地での躍動や刺激ではなく“タテジマ”での歓喜だった。
「入団して、まだ一度も優勝を経験していないのが(残留を決断した)一番の理由。タイガースで優勝したい思いが強くなってる」
13年ドラフト6位で入団し、1年目から開幕ローテーション入り。4年目の17年から救援に転向して着実に結果を積み重ね、9年目の今年4月に初めて国内FA権を取得した。大切なものだからこそクライマックスシリーズ・ファイナルステージでの敗退が決まった14日のヤクルト戦後は「これからの野球人生のことなので、しっかり時間をかけて考えたい」と話すにとどめ、熟考に入った。
球団は、来季も欠かせぬ戦力として強く慰留。シーズン中から複数回の交渉を重ね、4年総額8億円程度の大型契約を提示された。必要とされる思いや誠意が伝わる中、他球団のユニホームを着てプレーする自身を想像したことが皆無かと言えば、そうではない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a028359de437c21b2ca7761b7c687622d7048922
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