阪神５連勝でマジック２２！先発野手全員安打で戸郷ＫＯ、巨人に３年連続勝ち越し

【阪神】５連勝でマジック２２！先発野手全員安打で戸郷ＫＯ、巨人に３年連続勝ち越し

　阪神が今季４度目の５連勝で優勝へのマジックナンバーを１つ減らして「２２」とした。巨人戦は７試合を残し、１３勝４敗１分けで早くも今季の勝ち越しが決定。３年連続勝ち越しは０３～０５年以来、２リーグ制では２度目となった。

　打線は巨人先発の戸郷に１０安打を浴びせ、５回途中でＫＯ。クリーンアップが大暴れした。３回２死二塁で森下が直球を左翼席上段へ運ぶ先制６号２ラン。直後に失策絡みで１点を返されたが、４回１死三塁で坂本が左前適時打を放ち、再び２点差とした。さらに５回に４安打を集中して３点を追加。１死一、二塁から佐藤輝が右中間への２点二塁打を放つと、ノイジーも右前適時打で続き、戸郷をマウンドから降ろした。今季３勝を献上している右腕に対して、１０日（東京Ｄ）に続く黒星をつけた。

　先発の村上は６回３安打１失点（自責０）で８勝目。２回に３者連続三振を奪うと、３回は味方の失策で１点を返された後、２死満塁で坂本から見逃し三振を奪い、流れを断ちきった。６回は無死二塁から岡本和、坂本を打ち取り、代打・中田を１４７キロで空振り三振。毎回の９奪三振で４試合ぶりの白星を手にした。東京Ｄでの巨人戦は今季初先発した４月１２日に７回パーフェクト。それ以来の対戦で、またも好投した。

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