DeNA三嶋が難病乗り越え1年ぶり勝利投手「この姿が苦しんでいる人たちに届けば」

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DeNA・三嶋が難病乗り越え1年ぶり勝利投手 お立ち台で「この姿が苦しんでいる人たちに届けば」ファン大歓声

 DeNA・三嶋一輝投手が七回から登板。1回を無失点に抑え、勝利投手になった。

 同点で迎えた厳しい終盤のイニングを託された右腕。それでも先頭の赤羽を150キロで空振り三振に仕留めると、続く高梨も148キロで空振り三振。2死から並木には安打こそ許したものの、最後は濱田を空振り三振に仕留めた。アウト3つすべて三振で奪い快投で、直後に女房役・戸柱が「一輝がすごく頑張っていたので」と勝ち越し3ランを放った。

 戸柱とともにあがったお立ち台では「抑えることだけを考えて一生懸命やっている。石田が試合を作って、戸柱が打ってくれて、勝利投手になれて、最高の1日になりました」と語った。

 「チームに貢献したいという気持ちだけ。リリーフのチームの1人として、マウンドでしっかり投げっぷりを表現して、一員にならなきゃと思ってる」と三嶋。昨季途中、難病の黄色靱帯骨化症を患い、手術を受けた。苦しいリハビリを乗り越え、手にした1年ぶりの勝利投手だ。

 「去年手術したことも含めていろんな思いを背負っていかないといけない。テレビの先でしっかり野球ができて、ファンの前で投げることもできる。この姿が苦しんでいる人たちに届けばと思っています」と語った三嶋。本拠地8連勝で2位・阪神とのゲーム差は1・5に開いた。復活した頼れるリリーバーが25年ぶりのリーグ制覇へDeNAをけん引していく。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2af01f2fad57b8ed3c98be4a4dbf1edd9d2c4fd5


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