1: 名無しさん 2024/08/23(金) 12:32:20.08 ID:WrCr1Tg80
大谷グラブ、使ってますか 小学校に寄贈も「今は使っていないんです」 なぜ校長室に保管
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が、全国の小学校に野球のグラブを寄贈して約半年たった。40代女性の京都新聞読者から「息子が通う小学校でガラスケースに展示されているのを見た。子どもが自由に使えないのは残念で、『野球しようぜ!』という大谷選手の思いからもかけ離れているのでは」との疑問が寄せられた。そこで京都と滋賀の小学校に聞いてみた。大谷グラブ、活用してますか―。
5月下旬、京都市内のある小学校にグラブの写真撮影を依頼すると、校長室に案内された。「今は使っていないんです」。教頭が事務用のキャビネットの引き出しを空けると、大谷選手の写真カードを付けたままの状態で三つのグラブがしまわれていた。
グラブは1月中旬に、この小学校に届けられた。当初は全校集会で児童に紹介し、職員室前で順番に触ってもらっていたが、年度が替わって管理しやすい校長室に移したという。住宅街にある小学校の運動場は広さが十分でなく、野球ボールの使用は児童の安全上、制限せざるをえない。児童から「大谷のグローブでキャッチボールしたい」との声が上がったが、教頭は「残念やけどできひんねん、と説明した。心苦しいことです」と打ち明けた。
安全面の配慮から運動場でのキャッチボールを禁止しているという学校は少なくないようだ。大津市内の小学校でも、グラブはガラス製のショーケースの中にあった。「一定期間展示し、その後みんなで使用します」と説明書きを添えたものの、キャッチボールを制限している校内でどう使うかは工夫が必要で、体育の授業のほか、クラブ活動や委員会での使用を検討している。
児童数の多い学校では、3個という数もネックになっている。多くの小学校では、授業で野球をすることがなく、もともとグラブの備品がない。京都市内の別の小学校では、1日1学級ずつ全学級にグラブを回したが、その後はグラブを手にする児童もほとんどおらず、職員室の一角にあるかごの中にひっそりと収まっている。校長は「『野球しようぜ』との大谷選手の思いに応えたいが、800人以上いる児童にどう公平に使ってもらったらいいか妙案が浮かばない」と戸惑っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c22248408956bf178673c8c1477216189b11fa9
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