
ヤクルト・新監督に「宮本慎也氏就任」プランが本格始動……PL仕込みの”熱血指導”で再起か
開幕からセ・リーグ下位に沈んでいるヤクルトが、低迷から抜け出せずにいる。
「今年の交流戦はセ・リーグが首位の阪神を含めて全球団負け越しが決まるなど失速しましたが、ヤクルトはそれを上回るペースで借金を積み重ねたため〝下剋上〟も起こらなかった。自力優勝の可能性も消滅するという惨状です。昨年の西武と同じように、いつ監督が途中休養してもおかしくない状況でしょうね」(球団OB)
現場では、はやくも来シーズンの人事についてさまざまな噂が飛び交っている。
「高津臣吾監督(56)が低迷の責任を取って退任することは確実視されている。問題は来年から誰が指揮を執るかです。以前から宮本慎也元ヘッドコーチ(54)待望論が囁かれてきましたが、ここ最近、彼の周囲が騒がしいというのです。
宮本氏は現役引退した翌年の2018、2019年と2年間、小川淳司監督のもとで1軍ヘッドコーチを務めた人物。しかし、2019年にシーズン16連敗を喫した責任を取り退任し、現在は野球評論家、野球解説ユーチューバーとして活躍しています」(同前)
宮本氏といえば名門・PL学園高出身とあって丁寧で厳しい指導に定評がある一方、ヘッドコーチとして活動している頃から一部主力選手との確執が取り沙汰されていた。監督就任を待望するOBやファンが多いなか、選手たちは戦々恐々としている。
「宮本さんが“熱血指導”を行った選手の代表例は、三冠王にも輝いた村上宗隆内野手(25)。村上が宮本さんを恐れているのは球界内では有名な話で、いまも積極的には交流していない。ただ、村上は今オフか来季オフでのメジャー挑戦が確実視されているため、球団はあまり問題視していません。
また、宮本さんが退任した際に球団代表兼オーナー代行を務めていた衣笠剛氏が亡くなって代替わりしたことも、宮本氏就任を後押ししている。宮本氏本人は監督就任への意欲について明言していませんが、懇意にしているメディア関係者が“諜報活動”を開始。球団フロントがどんな人材を求めているか調査してフィードバックしているんです」(球団関係者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/515fb2eedb18abca3b5ea50080b0c0f2b5cf1012
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