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ダルビッシュは大谷の実力を認めながら解説した。
「日本人的だなとすごく思いますね。アプローチの仕方も、ずっと同じ所を攻められたらスイングを変えるとか、狙い球を決めて打ってくるので、全体的に待っているというよりは、この打席はこの球を待つ、このカウントではこの球を打つとかを、決めている感じがするので、頭を使っているなと思います」。メジャーで大活躍の要因を分析した。  

投手・大谷については「似ていると思いますね、（日本人的なところが）野手と。自分が調子よくなくなるとそこから打開策を見つけてくる」。大谷が日本ハム在籍時にはオフにともにトレーニングをしたこともあるが、「当時強さは藤浪君の方が強いのかなと思ったけど、伸び方とか、フォームの感じはまた違ったので、野球だけではなくてどのスポーツをやっても出来るのかなという感じはしました」と感心していた。

レンジャーズ、ドジャース、カブス、そしてパドレスと何度も苦しい思いをしましたし、日本ハム時代のように温かい声援の下でもう一度プレーしたいと何度も思ったことは想像に難くありません。でも、子供の成長を考えた時に、このままアメリカで教育を受けさせることを、夫婦の間で決めたんだと思います。今の彼は何よりも家族が最優先ですから、離れて単身日本に帰ることは頭になかったでしょうね。もう日本で投げられない覚悟でいたはずですが、幸運にもＷＢＣの日本代表に選ばれ、日本での登板が実現。練習だけど、大好きな鶴岡くんにも球を受けてもらって。そんな夢がかなって幸せな子やな、と。

－配球で、何か（鈴木選手への）メッセージというか、こういう攻め方をするんだよというのはあったのか  

「何もない。これがあなたのウィークネス（弱点）ですというところだと思う。僕は基本的にそういう投球をするので」

　パドレスのダルビッシュ有投手が先発出場、カブスの鈴木誠也外野手が「4番・DH」で出場し、日米初対戦となった注目の一戦。ダルビッシュは7回を投げて115球、被安打2、1四球、9奪三振、無失点で今季4勝目を手にした。ダルビッシュと初対戦となった鈴木は2三振を含む、4打数ノーヒットに終わった。

パドレスのダルビッシュ有投手は11日（日本時間12日）、敵地・ツインズ戦に先発登板し、6回2失点でマウンドを降りた。勝ち投手の権利を得て降板したが、7回にチームは一挙3点を奪われ逆転負け。今季3勝目はお預けとなった。

 そのバウアーについてダルビッシュは「最新の研究などからピッチングを分かりやすく言語化して説明してくれる人。そういう人が日本には必要だと思っている」と語った。   DeNAでの1軍デビュー戦では、横浜スタジアム史上最多の3万3202人の観客が集まったほどのバウアー効果をもたらした。大リーグでプレーしながら、常に日本の野球を忘れないダルビッシュ。「メジャーでトップレベルの人が（日本に）来ることは、そうはないと思う。ファンが喜んでくれているのは、日本の球界にとって良いことだと思う」と話していた。