右腕は唐突に「粗品の呪いって言葉を覚えたんですけど…」と話し始めた。粗品の呪い―。一部のSNSなどでは有名な言葉となっている。霜降り明星の粗品は、自身のYouTubeチャンネルで『友達』こと「生涯収支マイナス1億円君」（通称マイ億君）による競馬予想を行っている。その中で本命に予想した競走馬がことごとく着外になることから、生まれた言葉だ。  　

8日のGI・NHKマイルCでもキングエルメスを本命に推したが、結果は6着。いまだ呪いの効果はてきめんだ。伊藤は前回登板の前日に粗品のYouTubeを見たといい『粗品の呪い』が四回に来た」と笑った。「今は粗品さんのYouTubeから離れています」と、呪いからの脱却を図っている。

日本ハム伊藤大海投手（24）が24日、自身のツイッターを更新。「相手を不快にさせたり、必要以上のリアクションは控えるべきだと重々承知ですが…我々は無感情のピッチングマシーンではない。命懸けの1球1球に感情が入るのも当たり前で、それが自然と出てしまうことも多々あります」と、マウンド上でのリアクションについて意見を述べた。 

この日のオリックス－ロッテ戦（京セラドーム大阪）で、ロッテ佐々木朗希投手（20）が白井球審に詰め寄られる場面があった。また伊藤自身も16日のロッテ戦で、際どいボール判定に思わず“土下座ポーズ”をしてしまい、球審から注意を受けていた。

日本ハム・新庄剛志監督（５０）が１８日、伊藤大海（２４）、吉田輝星（２１）両投手に登板時に外野を守らせる〝仰天構想〟を描いていることを明らかにした。

１２日の西武戦（ベルーナドーム）の試合前練習中にブルペン投球を行った際に、真剣な表情をした新庄監督から「一つだけ気になることがある」と声を掛けられた。  
「笑顔が少ない」  「自分の『らしさ』を忘れているよ」
 ＢＩＧＢＯＳＳの言葉に、心が入れ替わった。「試合をしている中で、考え詰めすぎていた部分もあったのかなと。試合中まで考える必要ないなと思いました」。野球を楽しむという原点に帰り、気持ちをリセットした。

「2戦2敗のピッチャーなので何も言える立場ではございません。6四死球はプロ野球のピッチャーとして、ちょっと失格かなって。