カテゴリー: 吉田輝星

昨季は救援がメインだった吉田は「先発やりたいという思いも結構あって則本さんの自主トレに参加させてもらった。先発として１年間優勝の力になれるように頑張りたい」と宣言。則本の助言を受けながらフォームの改良を行って、手応えもつかんでいるようで「投げたい球が投げられている」。則本と投げ勝って恩返しすべく「いつかは投げ合っていい試合が出来ればいいなと思います」と決意を口にした。

　バットコントロールも選球眼も超一流。近藤との対戦は一筋縄ではいかない。吉田は「追い込んでも空振りが取れず一生粘られる、嫌なバッターというイメージがある。甘いところにいったら若いカウントからホームランを打ったり。今季はそういうシーンを何度も見てきた」と言う。

終わりよければすべてよし。いきなり新品のドライバーを壊したことで「めちゃくちゃやる気なくなりました」。その後、ドライバーなしでラウンドし、自己ベスト101には及ばなかったが、徐々に立て直し、トータルスコア114と、自身としては上々の成績でまとめた。課題について「飛ばしすぎを解決して、OBを減らせば、もっと良くなると思う」。新球場1年目の23年は、ゴルフで培った忍耐力も生かし、白星を積み重ねていく。

この日の沖縄・国頭での秋季キャンプは守備漬け。「なんか練習量、おかしいっす。ファイターズにしては」と苦笑い。この1カ月、朝の散歩で体重が落ち、筋肉量が増えた。スッキリした体で、年明けの合同自主トレに臨む。

また今オフの自主トレで、日本ハムの吉田輝星投手が新メンバーとして加わることを公表した。   昨年１２月に吉田からの志願があったが「施設にお願いするメンバーが決まっていたので」と今年１月の自主トレは断る形になった。

ただ「早い段階で来年の１月お願いしますって言ってきたので」と、２０２３年の自主トレは快く受け入れる。

　11月5日の侍ジャパンとの強化試合で登板予定の日本ハム・吉田が、宮崎でのフェニックス・リーグ、西武戦で調整登板した。9月28日のロッテ戦以来の実戦登板とあり、6回から救援したマウンドは3四球が絡み、1回1安打3失点と苦しみ「実戦感覚が全くなかった。修正して臨みたい」と苦笑いだった。

日本ハム吉田輝星投手が3日夜に自身のインスタグラムを開設した。   鎌ケ谷で秋季練習に参加した吉田は「球界のインスタグラマー、目指します」と宣言した。初投稿の文章を“校閲”した、フォロワー11万人超えの伊藤大海から「最初の文章が中学生みたいだったので僕が訂正しました。変な絵文字とか入れるんですよ、月のマークとか」と暴露された吉田は、「うるさいですよ。僕のアレがあるんですから」と苦笑い。それでも開設から1日でフォロワーは2・6万人超え。オフは自身の鍛錬と並行して、SNSでファンとの交流も図ることになりそうだ。