大谷翔平、完全投球ならずも圧巻6回12奪三振無失点ピッチング

6回は先頭のグッドラムがファウルにはなったがセーフティーバントを試みるとアストロズファンからブーイングが起こる事態となった。そこは三振に仕留めたが、続くカストロにセンター前ヒットを許して快記録は途切れた。日本ではロッテの佐々木朗希が完全試合を達成。同じ岩手県出身の先輩大谷は、世界の大舞台で貫禄を見せつけた。  　
打者として1回は四球を選んで出塁し、その後無死満塁から押し出し四球で先制のホームイン。さらに打者一巡した2死満塁ではレフトへもう少しで本塁打という2点タイムリー二塁打を放ち6得点に貢献。3回は2死三塁で、大谷シフトの正面をつく三塁への強烈なライナー。6回は意表をつくセーフティーバントで内野安打。1回はけん制球で帰塁した際にユニホームは汚れた。打者としては投球を気にすることなく大谷は真の二刀流を突き進んでいるようだ。  　
チームはここまで7勝5敗でア・リーグ西地区でアスレチックスと並ぶ首位。アストロズも0・5差で3位タイと迫っている。