上沢直之がレイズとの契約を破棄へ 日本ハムへの譲渡金はたった95万円の悲劇…山本由伸は72億円超も
レイズとマイナー契約を結びメジャーキャンプに招待選手として参加していた上沢直之投手(30)が24日、オプトアウト(契約破棄条項)を行使して、他球団との契約を模索することになったと地元紙の「タンパベイ・タイムズ」が報じた。
上沢は日本ハムからポスティングシステムを行使して米球界へ挑戦。メジャー契約のオファーもあった中で、投手育成に定評のあるレイズとのマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加していた。だが、オープン戦では4試合に登板して0勝1敗、防御率13・03と結果を残せず、開幕をマイナーで迎えることが決まっていた。
上沢がレイズと結んだ契約は、契約金が2万5000ドル(約370万円)で、年俸22万5000ドル(約3315万円)。メジャー契約になれば年俸が10倍以上の250万ドル(約3億7000万円=いずれも契約当時のレート)に一気に跳ね上がり、さらに出来高もつけられる契約だった。
だが、レイズではメジャーに昇格できずに契約を破棄。この時点で、日本ハムへの譲渡金が、マイナー契約の場合は契約金の25%で、6250ドル(約95万円=24日のレート)に決まった。最大51万6250ドル(約7800万円=同)になる可能性もあったが異例の少額に。ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約461億円=契約発表時のレート)の大型契約を結んだ山本由伸投手(25)のオリックスへ支払われる譲渡金は最大72億円超になる見込みとあって、大きな差がつくことになった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5280d9a790614ae9822cc2ba4d87402f52eed3e1
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