藤浪晋太郎は〝幽霊選手〟になった…「メジャー昇格→即IL入り」が示唆する戦力外通告

no title

1: 名無しさん 2024/05/24(金) 11:53:11.99 ID:EuWm1clz0
藤浪晋太郎は〝幽霊選手〟になった…「メジャー昇格→即IL入り」が示唆する戦力外通告 鬼筆のスポ魂

もはや進退窮まった米大リーグ、メッツの藤浪晋太郎投手(30)に救いの手を差し伸べるのは、古巣の阪神しかないのではないか。受け皿がどこにもない現状で、新たな動きが何もなければ、藤浪の選択肢は現役引退しかなくなってしまう気がする。

藤浪の負傷者リスト(IL)入りが発表されたのは13日(日本時間14日)。理由は右肩の張りだった。期間は通常ならば最短15日間だが、今回のケースは通常の扱いとは明らかに違う。メッツは悩める右腕を傘下の3Aシラキュースからメジャーに昇格させた上で、そのまま負傷者リストに入れたのだ。

3Aで9試合に登板し、防御率14・09の投手が降格ではなく、なぜかメジャーに昇格。IL入りは最長60日間だが、さまざまな手続きを踏めば今季終了まで継続の可能性もある。現時点でシーズン前半戦のうちにマウンドに戻ることは絶望的だ。

メッツは今季、藤浪と年俸335万ドル(約5億円)プラス出来高最大85万ドル(約1億3千万円)で1年契約を結んだ。昨年7月にアスレチックスからオリオールズに移籍後、日本人最速の約165キロの球速を記録するなど、リリーフで2勝2セーブ、2ホールドの活躍をみせた右腕がオフにフリーエージェント(FA)になると好条件で獲得した。

しかし、藤浪はオープン戦5試合で防御率12・27の大乱調。3月下旬に3Aに降格後も制球難は改善されず、マイナーでの最後の登板となった5月3日のロチェスター戦では四球連発で降板し、代わって野手がマウンドに送られた。その後、右肩の張りによるIL入りとメジャー昇格が同時発表された。

3Aでも〝使えない投手〟がなぜメジャー昇格なのか。大リーグ関係者は「これで藤浪は俗にいう〝幽霊選手〟になった…ということだ」と話した。

大リーグはロースター(40人の登録枠)管理が厳しい。3Aにおける1チームの投手枠は約10人。制球難で敗戦処理でしか使えない投手を置いておけば、他の投手の登板間隔や頻度が窮屈になる。藤浪によるしわ寄せで投手陣に不満が募るのだ。では2Aや1Aならばどうか、といえば30歳の投手が在籍する場所ではない。将来性豊かな若手投手がしのぎを削るカテゴリーだからだ。

一方で、藤浪をメジャーに昇格させて「40人枠」に入れ、同時にIL入りさせればルール上、メジャーには「41人目の選手」を加えることができる。メッツにとって今の藤浪を置いておく最適の場所こそがメジャーだった。ただし、その存在は「40人枠」に入りながら事実上の戦力外。つまりは〝幽霊選手〟というわけだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/30f212c9806544046e20d455fceaa412b793e7be

続きを読む