ダルビッシュ、約5億8000万円の年俸を”放棄”「復帰へのリハビリをしていない状況でお金はもらいたくない」ライブBPで好投、実戦復帰へ順調
登録されていた制限リストから外れたパドレスのダルビッシュ有投手(38)は25日(日本時間26日)、地元サンディエゴでライブBP(打者を相手にした実戦形式の練習)に登板。大リーグ公式サイトなどによれば、変則の3イニングで54球を投げてアウト13個を取り、安打性の当たりはゼロだった。
地元FM局のKWFNによれば、シルト監督は「ダルビッシュは本当に良かった。3イニングで直球も変化球も切れがあり、球速も出ていて回転も良く、最も大事なのはユウ自身も『本当にいい感じだった』と言っていたことだ。今後は状況を見定めて、次回も実戦形式の打撃練習で投げさせるか、本格的なリハビリ登板をさせるかを決めたい」と語った。
現時点では制限リストから外れ、「右肘の炎症」で15日間の負傷者リスト(IL)に移行している。ダルビッシュは5月29日を最後に登板がなく、左脚の張りで15日間のIL入り。6月下旬は右肘の炎症で復帰が遅れる見込みだと伝えられていたが、7月6日に「家族に関する個人的な事情」でメジャー40人枠から外れ、制限リストに登録されていた。
米ジ・アスレチックなどによれば、首脳陣は当初、「60日間のILに入ってはどうか。そうすれば年俸も支払われる」と申し出たが、ダルビッシュ自身が「いや、それはしない。復帰へのリハビリをしていない状況でお金はもらいたくない」と断ったという。同メディアによれば、右腕はこのために今季年俸1500万ドル(約21億6000万円)のうち約400万ドル(約5億8000万円)を手にしなかった計算になる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7287c0f74b3935bdbd70c17de686ce1f3a9ccb8
続きを読む