山本由伸は5回途中で降板 初回、3回に失点もいずれも最少失点で切り抜ける ベンチで大谷とハイタッチ
ドジャースの山本由伸投手(26)が17日(日本時間18日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に先発。5回途中で降板した。
立ち上がりは1死からビエントスに同点ソロを被弾。95・1マイル(約約153キロ)の直球を中堅右に運ばれた。それでも続くアロンソをスライダーで空振り三振に仕留めると、ニモはスプリットで空振り三振。動揺を見せずに最少失点で切り抜けた。
2回も先頭・マルテをスプリットで空振り三振に仕留めると、続くマルティネスをスライダーで空振り三振。イニングをまたいで4者連続三振とした。2死からイグレシアスに左前打を許したが、ベイダーをスライダーで空振り三振。2回までに早くも5三振を奪った。
2点を勝ち越した直後の3回裏、アルバレス、リンドアに連打を浴びるなど1死満塁のピンチを招くと、打席には唯一の左打者・ニモを迎えた。執拗な内角攻めで1ボール2ストライクと追い込み、最後は外角スプリットでゴロに仕留め、4-6-3の併殺プレーで無失点で切り抜けたと思われ、山本もグラブを叩いた。
ところが、メッツ側がチャレンジを要求し、打者走者・ニモの一塁到達が送球よりも早かったとし、判定がくつがえり、三塁走者・アルバレスの生還が認められ1点を失った。それでも冷静さを失わず続くマルテを遊ゴロに打ち取り、リードだけは死守した。
4回はこの試合初めて相手打線を3者凡退に封じた。5回、先頭のアルバレスに死球を与えたが、続くリンドアを直球で空振り三振。ここでデーブ・ロバーツ監督がマウンドに歩み寄り降板を告げ、山本はベンチに退いた。ベンチに戻ると、大谷からハイタッチで労われた。
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