アストロズ選手のバットに不正疑惑　打球部が不自然に削られる

アストロズのテーラー・トランメル外野手（27）のバットが没収された。  4－8の9回無死一塁、トランメルが二塁打を放つと、ヤンキース側からチャレンジが要求された。トランメルが使用したバットへの確認を要求した。  

バットは投球と面する部分が不自然に削られており、審判団がバットをチェックした。物議を醸したバットは没収され、検査されることになった。  

アストロズは17年にはワールドシリーズ（WS）を制覇したが、同年から18年途中にかけて、電子機器を用いたサイン盗みをチームぐるみで行っていたいことが発覚。当時のWSはダルビッシュ有投手（39＝現パドレス）らを擁するドジャースを下したが、ドジャースタジアムでは激しいブーイングを浴びせられている。