1: それでも動く名無し 2023/03/09(木) 11:53:31.43 ID:kvpfytXF0
大谷翔平のマネをする必要はない 日本には日本の良さがある/廣岡達朗コラム
WBCを前に、侍ジャパンは2月26日に行われた壮行試合でソフトバンク相手にオタオタしていた。3月3日には中日に負けた。昨年セ・リーグ最下位のチームになぜ負けたか。監督で負けたのだ。
栗山英樹監督は全日本選抜チームの監督経験がない。現役時代の実績もない。
評論家時代は、一時期までは頭のいい男だと思っていた。私も野球とは何かについて、いろいろ話をしてやったことがある。聞き上手でしゃべりもうまい。ところがその後、ある外国人を評して「バースとクロマティを足して2で割ったような選手を巨人は獲った。楽しみだ」と書いた。そんな選手じゃないと思っていたら、案の定シーズン半ばでクビ。見る目がないなと思った。
そんな栗山がなぜ監督になるのか、私には不思議でならない。
もう一つ、クギを刺しておくべきはチーム最年長のダルビッシュ有が変化球の握りから投げ方までチームメートに教えていることだ。
仮に相手がメジャー・リーガーであっても他球団の選手からいろいろ教わって開眼するということは12球団の担当コーチの恥である。それまで何を教えていたのかということになってしまうからだ。
ダルビッシュもダルビッシュだ。物事の筋道を知らない。これを言ったら監督、コーチがどう思うかという想像力が働かないから平気で越権行為のようなことをやる。いったい誰のためのチームなのだ。
昔は、技術というのは教えられるものではなく盗むものだった。張本勲などは「私が死ぬ気で努力してつかんだ技術をなぜ他人に教えなければいけないのですか」と話していた。
われわれの時代も全日本選抜としてメジャーのチームと対戦した。味方であってもシーズン中は敵。各球団の首脳陣は、普段苦しめられている相手が何を考えているか盗んでこい、と言って選手を送り出した。それが正道である。
遅れてチームに合流した大谷翔平は日系アメリカ人のヌートバーと通訳を介して楽しそうに談笑していた。大谷はWBCの日本代表に選ばれたことがうれしいのだ。技術を盗めるからだ。そこで能天気に教える人間がいるのは嘆かわしい。
どんな組織にも主役と脇役がいる。野球でいえば、長打でかえす人間と、お膳立てする人間。個々に役割を持たせることが一つのチームを作る上での手本である。
日本代表チームも同じだ。大谷がフリー打撃で160メートル弾を打ったとメディアは大騒ぎしているが、遠くへ打つ能力がある選手が打ったに過ぎない。懸念すべきは長打力がない選手まで俺も俺もと遠くへ飛ばそうと思ってしまうことだ。
日本人はおのずから外国人とは身体能力が違う。しかし日本には日本の特長がある。単打でつなぎ、機動力を駆使。メジャー・リーガーの真似をする必要はどこにもないのだ。
WBCは一つの教材だ。巨人が弱い理由がWBCを見ればよく分かる。
代表に選ばれた巨人の岡本和真は、四番もサードの定位置も村上宗隆に譲っている。川上哲治さんなら全日本の七番を打てと言われたら代表を辞退する。それぐらいの誇りを持って岡本はWBCに臨むべきだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e2c752cc4dfd0112343ebb959e77031bb1389e6
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