カテゴリー: ビッグボス・新庄監督

新庄ビッグボスの試合後の会見はなし。同じくサヨナラ勝ちした６日のロッテ戦でも、異例の監督会見を“拒否”。その時は「今日は選手に聞いてあげて！選手！選手！」と広報を通じて伝言を残しており、この日も選手にスポットライトを浴びてほしいという思いがにじんだ。

①普通とは違うことをしてみたかった（昨年原がやったばかりだが）
②正直ここまで負けるとは思ってなかったから焦っている（遊びと言った開幕戦に負けて実は落ち込んでいたらしい）
③フロントからコストカットを命じられているため選手を壊したい（栗山政権ではフロントの介入の痕跡が度々見られたもののここまで無茶苦茶ではなかったし投手運用には気を遣っていたので疑問）
④メジャーもやってるし悪影響なんてないと思ってる
⑤優秀な投手陣に恨みがある

「明日のオーダー、コーチに頼む。時にはピッチャーにオーダーを組ませます。オレも勉強をしていきたいし」と予告。

投手陣が打ち込まれ2連敗を喫した日本ハム・新庄剛志監督は試合後、「暗くないよ。暗くないよ。出る選手出る選手、いいところでヒットが出るし。これがどんどんかみ合ってくれば」と明るく振る舞った。今季最多の11安打を放った打線に、光明を見いだしていた。

「あしたのオーダーはコーチに頼む。みんな使いたいもん。ポジションは8個しかないからね」。10日楽天戦のスタメンはコーチに一任すると宣言し、会見を締めた。

この日も、9回2死1塁で3ボールノーストライクとなるも、4球目の真ん中やや低めのボールを見送ると、BIGBOSSは首をかしげます。  その後追い込まれた清宮選手、最後は三振に倒れ、ゲームセット。

「当時のロッテは二遊間に西岡剛、小坂誠、堀幸一、捕手に里崎智也、橋本将と同じポジションにレベルの高い選手がそろっていた。現在の日本ハムは違います。競争は大事だが、スタメンで出たり出なかったりでは打席での感覚をつかみきれない。2軍ならこの起用法で良いと思いますが、1軍はある程度スタメンのメンバーを固定して使い続けないと若手は育たないと思います」

試合後の取材対応はなく、広報を通じた伝言を残し「上野くんプロ初ヒットおめでとう！！ここからガンガン成長してほしい」と、三回にプロ初ヒットとなるレフト線への二塁打を放った３年目の上野にエールを送った。

　投入は監督の意向かを聞かれると「いやもう、お互いですね。（投手コーチと？）そうそう。で、杉浦君が去年、岡君に打たれていたから、ここでよしと思って。いけって。やっぱりああいうところで苦手意識は初球から出るなあと。１回それを取り除かないと。ずっとひきずってしまってね。岡君きた、あ、代えようじゃ成長にはならない」と意図を説明した。  　結果的には四球で歩かせたが「四球で出て、向こうはやっぱり避けたと思っていると思うけど、こっちは攻めているからね。攻めにいっての、（四球に）なっただけであって。今シーズン岡君、全部杉浦君いったろうかな」と話していた。