斎藤氏が起業した会社名「株式会社斎藤佑樹」にならって「株式会社杉谷拳士」にするのかという質問には「株式会社杉谷拳士でいこうかなと思ったんですけど、そこはいろいろ考えています(笑)」と応じた。
斎藤氏が起業した会社名「株式会社斎藤佑樹」にならって「株式会社杉谷拳士」にするのかという質問には「株式会社杉谷拳士でいこうかなと思ったんですけど、そこはいろいろ考えています(笑)」と応じた。
その後も公私ともに親交を深めた。記者にとっては良き人生の先輩でもあった。記者が自らの結婚を報告した際には「マジで⁉ おめでとう! 俺、何する? 何でもするよ! あ、ビデオレター撮るよ!」と、こちらが頼む前にまたしても〝逆オファー〟。ユーモアたっぷりなビデオレターを贈ってくれたことで、結婚式当日は大盛況に終わった。
青のスーツで笑顔で会場入りした杉谷。冒頭で「今日まで14年間ファイターズでお世話になりました。前進会見ということで。これからの人生を前進していきます。引退会見という言葉は使いたくありません。に」と述べた。
今後については「国内外問わずいろんな形でスポーツの勉強をしようと思っていましたし。野球だけとは言わずに、いろんなところに視野を広げてスポーツ界に恩返しをしたい」と見据えた。 会見途中には昨年まで日本ハムで指揮を執った栗山氏が登場。杉谷の目から涙があふれだした。「いつも応援に来ているだろう、泣くなって。やり残したことはないですか?」と恩師から問われると、「ないです。これから前進しようと思っています」と答え、2人は壇上で抱き合い、栗山氏は「泣くなケンシ、泣くな」と声を掛けた。
今後は未定だが、野球へ恩返しするため、留学を含めさまざまな勉強の時間に充てることを考えている。11月5日の侍ジャパン戦(東京D)に出場する見通しで、恩師である侍ジャパン・栗山監督とファンの前に最後の雄姿を見せることになりそうだ。球界を超えファンに愛された杉谷が静かにユニホームを脱ぐ。