カテゴリー: 矢澤宏太

　2刀流に挑戦するドラフト1位の矢沢（日体大）について、「ボスは外野でも使ってみたいと思っている。開幕スタメンをイメージする中でどれだけ作っていけるか」と明かした。走塁については「まだ中学生レベル」と成長を促したが、実戦でのスイング、ブルペンでの投球は高く評価した。

キャンプ中は１クールに１度のペースでブルペン入りする予定。今後は「あと１回ブルペンに入って、その後、ライブＢＰ（実戦形式の投球練習）をできれば、というような感じになっています」と見通しを語った。   この日は２０メートル走の測定があり、足でも魅せた。「２０メートル走もトップで、この前の３０メートルもチームトップでした」。投打二刀流ルーキーは、走力も大きな武器だ。

見守った建山投手コーチも左腕から繰り出されるキレのいいボールにうなずく。「ストレートも強いですし、スライダーもいい曲がりをしているし、すでにプロのボール」と高い評価を与えた。

　日本ハムのドラフト1位矢沢宏太投手（22＝日体大）が、沖縄・名護キャンプ初日に行われる紅白戦に「2番DH」で“プロデビュー”する。キャンプイン前日の1月31日は、タピックスタジアム名護で軽めの練習を行って準備は完了。野手として臨む“プロ初実戦”に「注目してもらいたい」と、堂々と宣言した。日本球界の新たな投打二刀流選手が、いよいよ本格始動する。

打撃練習最後の組とあって、練習を終えた他の選手たちの注目を集める中でのバッティング。小さい体を大きく使ったフルスイングで、バックスクリーン右に運ぶと感嘆の声が。盛り上げる声がけもあったが、浅間からは「和製清宮」と謎の声援も飛んだ。

日本ハムのドラフト１位・矢沢宏太投手（２２）＝日体大＝が、順調なら２月１１日の紅白戦（名護）で投手として実戦デビューすることが２８日、分かった。野手としては同１日の紅白戦（名護）で実戦デビュー見込みで、本格的に二刀流の歩みを進める。

 日本ハムドラフト１位の矢沢宏太投手兼内野手（２２）＝日体大＝が２６日、新人合同自主トレで４度目のブルペン入り。キレのいい直球、変化球を披露した。  

８割程度の力で４０球。「出力を上げていこうと自分の中で思っていたので、あんまり力みすぎずいいバランスの中で力を入れられた」とまずまずの自己評価をした。  

受けた植村ブルペン捕手は矢沢の球筋を絶賛。「左の球が速い投手は、初速は速いけど終速が遅いとか、回転が汚いとかそういう投手が多いんですけど、そのイメージはなくて縦回転ですごい伸びのある真っすぐ。イメージと全然違った」と話した。