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【高校野球】7イニング制導入の本格議論がスタート DH制、ビデオ判定導入も議題に
7回制の導入などを本格的に議論する「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」が10日、大阪市内で実施され、「DH制」導入が議題に挙がっていることが分かった。
日本高野連は昨年、選手の健康対策などを理由とした7イニング制導入について、メリットやデメリットを議論する有識者11人のワーキンググループを設置。4度の議論を重ね、同12月に理事会へ結果を報告した。これを受け、日本高野連の宝馨会長ら15名からなる「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」が新たに発足。既に議題となっていたビデオ判定に加え、井本事務局長は「DH制もこれから検討していく一つの項目と考えている」と、今後は「DH制」についても議論を展開していくことを明らかにした。
第1回のこの日は、オンラインを併用して全員が出席。会議設置の経緯や目的を確認し、座長(高野連副会長・北村雅敏氏)を選出した。今後も定期的に会議を開き、12月までに検討継続も含めた一定の対応策をまとめる。井本事務局長は「検討会議で(導入可否を)最終決定をするわけではない。連盟の決定事項は全て理事会でなので。高校野球を次の世代につなげていくためにはどうすべきか、意識しながらやっていきたい」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c62b6a493a0891a2a8eb9f6e56ea2e4b594265fc

高校野球「DH制」導入を本格的に検討開始 7回制、リプレー検証の導入と並行し高野連が議題に
日本高野連が高校野球での将来的な「DH制」導入について本格的に検討を開始していることが6日、分かった。関係者によると、近未来での7回制の導入に向けて昨年12月に設置された「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」において、リプレー検証の導入とともに議題の1つに挙がっているという。
夏の酷暑の影響で、地方大会や甲子園では特に負担の大きい投手の健康を配慮することを中心に話し合いが進められている。「DH制」は日本でも社会人野球、全日本大学野球選手権などでも採用しており、U18のカテゴリーでは7回制も含めすでに導入している国も多い。国際ルールへの対応をはじめ、守備は苦手だが打撃に特化した選手などの出場機会増加にもつながるなど、メリットは多いと考えられる。
現場からも「DH制」導入を希望する声も挙がっている。昨夏の甲子園では明徳義塾の馬淵史郎監督(69)が「僕は7イニング制よりDH制の方が先やと思います。(先発投手がDHを兼任できる)『大谷ルール』ができたんだから」と提言していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eeb2e6e49d41c32a17ae74dc83bffe7b424add38

