栗山英樹「米マイナーの環境は劣悪。MLBを目指す世界中の選手が『まず日本』となるようにしたい」

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2: 名無しさん 2024/09/07(土) 07:52:28.91 ID:O+WIzyw90
日本経由メジャー行き、大谷翔平にはどんなメリットがあったのか?

 直接、アメリカに行ってメジャーを目指すことのリスクは少なくない。

 アメリカは契約社会である。どんなに高い評価を口にしてもらったところで、契約に反映されていないそれは、ある意味、実行されない約束、つまり空手形と一緒だ。

 どうあれ、マイナーからのスタートは必至となる。

 人種のるつぼであるマイナーには、少なからず差別的な扱いが存在するという。

 そして、その過酷な環境で生き残っていくことや、そこからさらにステップアップしていくことの難しさは、「水をザルですくう」とたとえられることがある。そのほとんどはザルの目からこぼれ落ちてしまうのが現実だ。

 それでもなんとか生き残ろうと、選手たちはみな、無理をする。無理をするから、ケガをする。ケガをしたら、残念ながらそこで脱落だ。基本、マイナーにケガの回復を待つという発想はない。誰かがケガをしたら、どこからか別の誰かを呼んでその穴を埋めるだけだ。

 あまりにも確率が悪すぎる。

 そこで培われる、いわゆるハングリー精神こそが大事だとする向きもある。だが、アメリカのマイナーリーグが若い選手の育成に最も適したシステムかといわれると、それには賛同しかねる。彼らが築き上げてきた文化に敬意は表しつつも、その点においては日本の野球界を大いに推したい。

 偉そうに思われるかもしれないが、我々は、アメリカのマイナーでプレーする選手が、まずは日本で学んで、それからメジャーを目指して勝負するという時代が来ることを目指している。メジャーで活躍するためには、まず日本に行くべきなんだという形を作りたい。

 けっしてそれはありえない話ではないと思っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a3a247772cf4b98deffe46468b0f9860f495044e

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