ダルビッシュ有、復帰登板未定に　

　右ひじの炎症でリハビリを続け、3A登板を経て今季初登板が近いと見られていたパドレスのダルビッシュ有投手（38）にブレーキがかかった。  　ダルビッシュは14日（日本時間15日）に3Aエルパソで先発し、4回2失点、51球を投げてリハビリ登板をクリア。力強い投球を見せたが、その後に右ひじに張りを感じたという。米メディア「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」のケビン・エーシー氏によると「メジャーの試合に登板できる状態ではない。彼は繰り返し先発できるほど回復できる自信はなく、パドレスのローテーションに支障をきたしたくない」と報じている。  　パドレスは今月中盤から急失速し、投手陣も苦しい状況にある。ベテラン復帰が心待ちにされたが、まさかの事態に同メディアは「今後、数日中に検査を受け、構造的に健全であるかを確認する予定」とし、また「クラッチポイント」は「リハビリ登板後に不快感を訴えるまでは2025年のデビューが目前に迫っていた。ベテランエースの回復は思わぬ形で頓挫した。パドレスは無期限でダルビッシュを欠く可能性もある」と指摘した。