投稿者: fightersmatome

　今秋ドラフト1位候補の花巻東（岩手）・佐々木麟太郎内野手（18）に米留学プランが浮上していることが19日、分かった。米大学球界の強豪で知られるバンダービルト大の施設見学などのために渡米していることが判明。現地では複数の大学に加え、メジャー球団の施設、環境なども視察するとみられる。進路に関しては、プロ入りか、米留学も含めた進学か、さまざまな選択肢から熟考して決断する構えだ。 

この日は同校で行われた優勝報告会に出席。日本代表ユニホーム姿で首に金メダルを下げ、全校生徒の前に立つと「プロ野球を代表するようなピッチャーになり、もう一度日本を背負って世界一になりたい」とプロ入り後の目標を口にした。

　その後も順調に階段を上り、プロ注目左腕まで駆け上がった滝田。しかし、この秋は不完全燃焼だった。6月に原因不明の左でん部痛に襲われた。調整のめども立たないまま、秋季リーグ戦は開幕。第1節はベンチ入りすることなく、スタンドから戦いを見守るしかできなかった。何とか慎重な調整を重ねて、無事に第2節での復帰を果たし、13日にプロ志望届を提出。12球団OKの姿勢ではあるが「地元の日本ハムは行きたいと思いますし、エスコンで野球がやりたい」との本音も覗かせた。

昨年は新庄監督1年目で監督自身が勝敗度外視でシーズンを戦ったため、ファンも選手もチーム成績をさほど気にする必要がなかった。だが、今季は『優勝しか目指さない』と監督が宣言したうえで今の成績ですからね。仮に今季、昨年のチームの勝ち星（59勝）を上回らなければファンや球団OBから『年間を通してトライアウトだった昨年より成績が悪いのはいかがなものか』と批判が高まりかねない。『昨季よりチームは成長している』ということを証明するためにも今季は昨季以上の60勝が必要なのです」