岩本氏は「規則を変えることができないのであれば、ただし書きの追加はできるんですよ。僕も野球規則、規則委員会に何度か出席させてもらったことがある」と説明。続けて、「文言の変更、解釈の変更があり、ただし書きもある。存在するんですよ。そういう規則も。球場のサイズの在り方についても、そういった柔軟性をもった協議を行い、終えて、無事に開催されることを祈りたい」と思いを伝えた。
韓国では近年、以下のように変更となった。「本塁からバックストップまでの距離は、快適な観覧環境をつくる目的に縮める場合でも必ず45フィート(13.716m)以上を維持すること」
実際、2019年に開場したNCダイノスの本拠地・チャンウォンNCパークの本塁からバックストップまでの距離は14.75mと、エスコンフィールド北海道の15.18mよりも近い。その理由についてチャンウォンNCパークの球場管理に携わった、NC球団マーケティングチームのユン・ソクチュンマネージャーはこう話す。「新球場の設計時にKBOと協議して認められました。
当初は『一、三塁のラインからベンチまでの距離は縮められない』ということでしたが、それも承認されそちらも14.75mです」「MLBの規則は『60フィートを推奨』のままですが、実際はほとんどの球場が60フィート以下です。
韓国でもメジャーと同じように『ファンに、より近くでプレーを感じて欲しい』とKBOを説得した結果、規則も変更になりました」チャンウォンNCパークの設計はメジャーの球場設計にも数多く関わっている、アメリカの設計事務所・ポピュラス社のもの。チャンウォンNCパークもメジャーのような美しいボールパークとなっている。