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広陵高校の「暴力事案」、高野連は「厳重注意」認めるも処分理由明かさず SNSで「出場停止にすべき」の声相次ぐ
第107回全国高等学校野球選手権大会(甲子園大会)に出場している広陵高校(広島)の硬式野球部で暴力事案があったと報じられている問題について、日本高校野球連盟(高野連)は2025年8月6日に取材に対し、「3月に審議し、硬式野球部に対し厳重注意の措置をした事案」と説明した。しかし、処分の理由については明らかにしなかった。
広陵高校をめぐっては、SNSで同校野球部員が上級生に殴られるなどの暴力を受けたとする情報が拡散していた。8月5日に産経新聞が、広陵高校が1月に暴力事案があったことを認めたと報じた。寮での禁止行為をした当時1年生だった部員に2年生が「指導」として暴力をふるう事案があったという。高野連には報告、厳重注意処分を受けており、今回の甲子園大会を出場辞退する意向はないと報じられた。
J-CASTニュースは高野連に、広陵高校の暴力事案について厳重注意処分としたことは事実か、また、事実であればなぜ出場停止処分などではなく厳重注意処分としたのかなどについて問い合わせた。高野連は6日、この事案に対する高野連のコメントとして次のように説明した。
「学生野球憲章に基づく『注意・厳重注意および処分申請等に関する規則』では、注意・厳重注意は原則として公表しないと定めています。本件は、日本高校野球連盟で3月に審議し、硬式野球部に対し厳重注意の措置をした事案です」
「学校側から新たな報告があれば、対応いたします」とも方針を示した。
厳重注意という処分の理由については言及しなかった。
SNSでは広陵高校の暴力事案について大きな注目を集めている。Xでは、「子どもたちのことを考えるなら、辞退するべきだった...」「被害者のことを思うと応援はできません」「出場辞退・出場停止にすべきじゃないかな」「加害の疑いがある子供たちは出場させない方が良いのでは?」といった声が寄せられている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/88b90526be36b8c4a565919841aab9bc6bc88c51
【甲子園】金足農・吉田大輝が泣き崩れる…5回途中から登板も2年連続初戦敗退“兄超え”ならず
初戦敗退した金足農(秋田)・吉田大輝投手(3年)が泣き崩れた。
1点差で敗れ、アルプススタンドへのあいさつを終えると、そのまま号泣。膝から崩れ落ち、チームメートに支えられて、ようやく立ち上がった。
18年夏の甲子園大会準優勝に導いた吉田輝星投手(24=現オリックス)の弟として注目され、「兄超え」を目指したが、2年連続の初戦敗退となった。
吉田は前日5日に右太ももの違和感が判明し、先発を回避してベンチスタート。先発した背番号「10」の2年生左腕、斎藤遼夢投手が4回無失点。5回からは、2番手で背番号「11」の佐藤凌玖投手(3年)が登板していたが、2死三塁とピンチを招いたところで3番手で登板した。
大歓声の中、1球で二ゴロに抑えてピンチを脱すると、6回以降もマウンドへ。0-0の7回2死一、三塁で、左前適時打を浴び、均衡を破られた。打線は沖縄尚学の2年生左腕・末吉良丞投手に14三振を喫するなど沈黙した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/929f391907a40c82d3b6cf29f4527e1f8f2d2dbb

広陵「本校で発生した不適切事案について」文書で発表 2年4人が1年1人に「暴力を伴う不適切な行為」
日本高野連が5日に同日に開幕した第107回全国高校野球選手権に出場する広陵(広島)で起きた事案について3月に厳重注意の措置をしていたと発表したことを受け、広陵高等学校は6日に「令和7年1月に本校で発生した不適切事案について」と題した文書を発表した。
以下、同校が発表したリリース全文。
平素は本校及び本校硬式野球部の活動に多大なるご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、本校硬式野球部内において令和7年1月に生じました部員間の暴力を伴う不適切な行動につき、ご説明とご報告をいたします。
本校は、加害生徒の申告により不適切な行動を把握した後、速やかに本校生徒指導部において、被害生徒並びに指摘を受けた部員全員及び職員から聴取を行い、事実関係の調査を行いました。その結果、硬式野球部の2年生部員(当時)計4名が、1年生部員(当時)1名に対して、それぞれが個別に被害生徒の部屋を訪れ、暴力を伴う不適切な行為をしたことが判明しました。
本校は、調査の結果、令和7年2月14日までに関係者に対する指導及び再発防止策の策定をいたしました。
また、本校は上記事態を重く受け止め、直ちに一般財団法人広島県高等学校野球連盟(広島県高野連)を通じて公益財団法人日本高等学校野球連盟(日本高野連)に報告しております。日本高野連において、令和7年3月5日に行われた審議委員会により、本校硬式野球部に対して「日本高等学校野球連盟会長名による厳重注意」、当該部員に対して事件判明日から1ヵ月以内に開催される公式戦に出場はできないという指導がなされました。
具体的な事案の内容については別紙のとおりです。
さらにSNS上などで取り上げられている情報について関係者に事情を聴取した結果、新たな事実は確認できませんでした。
被害を受けられた生徒ならびにその保護者の皆さまには、重ねて深くお詫びを申し上げます。また、関係各位におかれましては、ご迷惑とご心配をおかけする事態となりましたことを、お詫び申し上げます。
本校では、正課の活動のみならず部活動などの課外活動においても、いかなる暴力も認めない方針を掲げております。しかしながら、今回、硬式野球部において暴力を含む不適切な行動があったことは極めて遺憾であります。全校を挙げて、再発防止に注力してまいります。
なお、このたびの事態につきましては、被害生徒及び加害生徒の保護の観点から公表を差し控えてまいりました。インターネット上では調査結果とは異なる事実、憶測に基づく投稿や、関係しない生徒への誹謗中傷も一部見受けられますが、本書に記載した内容を超えての具体的なご説明は差し控え、今後も生徒ならびに関係者の個人情報に及ぶ詳細の公表は控えさせていただきます。本校は、生徒たちがその能力を発揮し、夢や目標に向かって成長してくれることを心から願い、支えていく所存です。関係するみなさまにおかれましては、ご理解・ご配慮のうえ、冷静なご対応をよろしくお願いいたします。
本校が把握している事案の概要
(1) 事案発生日時・場所
令和7年1月22日(火) 広陵高等学校 寄宿舎(清風寮)
(2) 関係者
被害生徒 A
加害生徒 B、C、D、E 以上4名
(3) 事実
B~Eのそれぞれが個別に被害生徒の部屋を訪れ、Bが胸を叩く、Cが頬を叩くという暴行をした。また、Dが腹部を押す行為をしたほか、Eが廊下で被害生徒の胸ぐらをつかむ行為をした。
さらに保護者から、不適切な行為をした生徒としてF、Gの名前が挙がったため聴取したが、不適切な行為は確認できなかった。後日、加害生徒4名が被害生徒に謝罪した。なお、被害生徒は3月末で転校した。
本校は事案の把握当日に広島県高野連に一報した。また、令和7年2月14日、本校から広島県高野連に対して今回の事案について報告書を提出した。
被害生徒の保護者から「学校が確認した事実関係に誤りがある」との指摘があり、改めて部員に事実確認をしたが、新しい事実はなかった。
以上
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a5c460031fe41d2b8dc9367361eda70fe372f33


【甲子園】2試合連続のアクシデント 熱中症か 足に変調 担架で運ばれる
2日目を迎えた夏の甲子園大会はこの日から2部制で行われた。午前中の2試合で続けて選手が足をつり、担架で運ばれる事態となっている。
第2試合では開星の小村拓矢が8回2死一塁の打席で足に変調を訴え、担架で運ばれた。
第1試合では仙台育英の正捕手・7回、守備の際に足がつり、おんぶされてベンチへ。途中交代となった。両太もも、両ふくらはぎなどにけいれんが見られ、医師によると熱中症の疑いとのこと。救護室で点滴などの処置を受けた後、宿舎に戻った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d6a84bb1083a4038b353a22d893f4bede7f6ca5
高野連、広陵の一部報道について声明 注意・厳重注意は原則として公表せず
日本高等学校野球連盟は第107回全国高校野球選手権大会が開幕した5日、広陵高校硬式野球部に関する一部報道についての声明を発表。学生野球憲章に基づく「注意・厳重注意および処分申請等に関する規則」では、注意・厳重注意は原則として公表しないとした。
学校側の発表によると、1月下旬、1年生が寮で禁止されている行為を行ったことで、指導と称して複数の2年生が暴力行為に及んだ。その後、事態を把握した学校側が関係者に聞き取りをして、広島県高野連と日本高野連に報告。3月上旬に処分を受けていた。
日本高野連はこの日、「3月に審議し、硬式野球部に対し厳重注意の措置をした事案」と報告した。一方で、学校側から新たな報告があれば、対応するとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d04306da47727aa1bb9de303e10fe88ccd538801