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失意と落胆のシーズンとなった。メッツは28日（日本時間29日）、敵地マーリンズ戦に0-4で完封負け。83勝79敗でポストシーズン進出を逃した。今季の総年俸3億3800万ドル（約505億円）はメジャー2位と勝利が“至上命題”だったチームの崩壊劇に、NY番記者も怒りを滲ませている。

　ＤｅＮＡ・藤浪晋太郎投手が移籍後初の中継ぎ登板。１点リードの七回からマウンドに上がったが、大荒れの投球内容で１死を奪っただけで降板となった。結局、リードを守ることができず１／３を１失点だった。

ドジャースの球団社長兼CEOを務めるスタン・カステン氏（73）が米ポッドキャスト番組「Talk Dodgers to Me」に出演し、大谷翔平投手（31）について語った。  カステン氏は、大谷が花巻東（岩手）時代から獲得に動いていたことで知られている。長年の思いが実って獲得が実現すると「この日が来るのを長いこと待っていた。10年前から彼を獲得するべくして動いていた。ショウヘイのドジャース加入は、メジャーにとってもパーフェクトだ」と話していた。  同氏はドジャース2年目を迎えた大谷の存在感に言及。「WBCを思い出してください。最後にベストフレンド（マイク・トラウト）を三振に取って、感情を爆発させましたよね。あの試合の前に彼がチームメートに送ったスピーチ（憧れるのをやめましょう）も見ました。彼は間違いなく感情があって、間違いなく勝ちたいという気持ちがある。昨季ワールドシリーズ（WS）を制した時に『あと9回』って言ったほどですから」と語った。

マリナーズ―ドジャース（28日、シアトル）米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（31）がレギュラーシーズン最終戦に「1番・DH」で出場し、七回にバックスクリーン左で、自身が持つ日本選手最多記録を更新する55号本塁打を放った。  中堅左のエリアで本塁打球をキャッチしたのはシアトル近郊のワシントン州スノホミッシュの出身のトリー・ジェリニックさん（36）。大興奮の様子で「正直言うとこれがショウヘイの55号だとは知らなかった。本当にクールな体験になった。きょうは「カル（・ローリー）の（ア・リーグ新記録となる）63号をキャッチしにきたんだ（笑）。まさかショウヘイの55号をキャッチするなんて、自分には想像もできない最高のチャンスだった。本当に感謝しているし、めちゃくちゃうれしい」と物心ついたときから30年近くマリナーズを応援しているファンでさえ、大谷の本塁打球に感激していた。