
1: 名無しさん 2025/07/16(水) 22:45:57.80 ID:JMoH6Wck0
【谷繁元信】DeNA後半戦もバウアーの使いどころ悩ましい 登板間隔を詰めても空けても勝てず
セ・リーグは既に阪神が独走態勢に入っているが、追いかけるDeNA、広島にもチャンスは残されている。首位への“挑戦権”をかけてお互い負けられないし、Aクラス生き残りをかけた戦いでもある。そういう視点で試合を見たが、敗れたDeNAは後半戦もバウアーの使いどころに頭を悩ませそうだ。
2年ぶりにチームに復帰したが、今季はこれで4勝8敗。6月6日に4勝目を挙げて以降、5連敗と苦しんでいる。この日の投球で気になったのは、右打者のアウトロー、左打者のインローへの真っすぐが、ほとんど決まらなかったことだ。引っかける球が多かった。6回2死では、モンテロに対しカウント2-1からアウトローへの152キロを引っかけ、カウントを悪くし、次の変化球が甘く入ってソロを打たれた。
投手の基本とも言える右打者のアウトローが決まらないのは、投球のバランスなどメカニック的な原因が考えられる。もともと、アバウトにゾーン内へ投げ込み、球の勢いで抑えるタイプではある。だが、その球の勢いが2年前ほどではなく、今は勢いだけで抑えられる状態にはない。そのため、アウトローが決まらないと苦しくなる。
もっとも、今でも球自体は決して悪くはない。150キロ台前半の真っすぐに変化球も多彩。単純に一選手として見たとき、いいピッチャーだと思う。ただ、どうしても2年前のインパクトが大きいため、落ちているように感じてしまう。実際、球速など年齢的な面からの衰えはあるだろう。おそらく本人も分かっているから、2年前以上にクイックなどのテクニックを取り入れている。
対戦相手が既にバウアーを知っていることもある。最初に来日したときのような圧倒する投球ではなくなった。それでも、DeNAには代わって先発を任せられる投手がいないのも事実。バウアーに頑張ってもらうしかない。
ここで悩ましいのは、本人が望むように中4、5日で回すのか、どうかだ。今回は中6日だった。その前は抹消期間を経て中10日。結果的に、登板間隔を詰めても、空けても、勝てていない。間隔を詰めれば他の投手の調整に影響が出る。それでチームが勝つなら問題ないが、そうなっていない。これでチームは借金2。首脳陣としては、バウアーは悪くても勝敗は五分と読んでいたはず。仮にバウアー自身に借金がなければ、チームも借金がないどころか、貯金ができていた計算になる。後半戦、どう起用していくのか。バウアーがDeNAのカギを握ると言える。
https://www.nikkansports.com/m/baseball/column/analyst/news/202507160001957_m.html?mode=all
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